人物列伝

鍛校の十歳 ― 颯太と『お母さんが帰ってくる夕方』

Garoop NovelCh.08
ある夜、颯太のもとに、Garoopから、特別なメッセージが届いた。差出人は、代表・山下大貴。「颯太くん、君の作品を、毎月、僕も読んでます。今月、Garoopの『子供投資ファンド』に、君の事業を、第一号として、登録させてもらえませんか」。返信を打つ颯太の指は、震えていた。「やります! ぜひ、お願いします!」。彼は、その夜、母親に、Garoopからのメッセージを、何度も、声に出して、読み上げた。台所の窓の外、福岡の夏の夜空に、星が、いつもより、明るく、瞬いていた。十歳の起業家が、出発の合図を、受け取った夜だった。
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