人物列伝

出島の精神、令和の形 ― EasyBookzとのインドの夏

Garoop NovelCh.06
ある夜のZOOMで、山下は、ヒマンシュに、出島の話をした。「ヒマンシュさん、四百年前、長崎には、出島という小さな埋立地がありました。日本が鎖国していた時代に、唯一、世界とつながる窓だった場所です。オランダ人と、日本人が、その小さな島で、物だけじゃなくて、医学や、思想や、文化を、交換していました」。ヒマンシュは、画面の前で、静かに聞いていた。「いま、Garoop と EasyBookz が、やろうとしているのは、その出島の精神の、現代版だと、僕は思っています。日本とインドが、子どもたちのために、知識と、可能性を、交換する」。ヒマンシュの目に、深い感動が、宿った。
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