人物列伝

出島の精神、令和の形 ― EasyBookzとのインドの夏

Garoop NovelCh.02
ヒマンシュは、英語で、ゆっくりと話し始めた。「ヤマシタさん、五ヶ月前、初めてあなたから連絡をもらった時、私は正直、驚きました。日本の、しかも長崎という小さな街から、私たち EasyBookz と組みたいと言ってくれる人がいるなんて」。山下は、画面越しに、笑った。「ヒマンシュさん、長崎は、小さい街だけど、四百年前から、世界とつながってきた街なんです。私たちは、その伝統を、令和の形で、続けたいだけなんです」。ヒマンシュの目に、興味の光が、灯った。彼は、日本の歴史に、深い関心を持っていた。
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