人物列伝

鎌倉の窓辺で ― カマクラウドの税理士・清水小綾の流儀

Garoop NovelCh.06
彼女は、税理士という仕事の枠を、少しずつ広げようとしている。経営相談、補助金申請の伴走、銀行交渉のサポート、後継者探しの仲介――。「お金の話の入り口にいる人だからこそ、できることがあるんです」。鎌倉という土地は、伝統と新しさが共存している。鎌倉時代から続く老舗の和菓子屋もあれば、リモートワークを機に移住してきたITエンジニアもいる。世代も業種もバラバラの人たちが、『暮らしながら稼ぎ、稼ぎながら暮らす』ことに迷う時、彼女の事務所のドアはいつでも開かれている。カマクラウドという名前には、『鎌倉の上に、雲のように広がる相談の場所』という意味が込められていた。
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育てる・調教・産む