教室で彼は異端だった。「お小遣いはいらない。株をちょうだい」 大人たちは笑ったが、彼は本気だった。労働の対価としての給与(サラリー)と、リスクの対価としての株式(エクイティ)。その違いを、彼は肌で感じていた。 「働いて稼ぐだけじゃ、ロケットは作れないよ」 彼の目は、遠い未来を見据えていた。資本主義というゲームのルールを理解したその瞬間、少年は『労働者』から『資本家』へと脱皮した。 誰よりも早く、誰よりも遠くへ行くためのチケット。それがエクイティファイナンスだ。