「御社の見積もり、高すぎませんか?」クライアントの冷たい言葉が突き刺さる。 かつては王道だったBtoBの受託開発。しかし、原価は上がるが売価は上げられない。下請け構造の限界がそこにあった。 木下氏は断言する。「BtoBは終わった。これからはBtoCか、あるいは圧倒的な付加価値を持つ自社プロダクトだ。」 費用対効果(コスパ)を血眼になって求める企業相手に商売をしてはいけない。彼らは1円でも安く買い叩こうとする。 「インフレ時代に生き残るのは、価格競争に巻き込まれない『ブランド』を持つ者だけだ。IT投資の矛先を変えろ。管理システムではなく、売上を生む『武器』に投資せよ。」 受託の鎖を断ち切る勇気。それこそが、次の時代へのパスポートなのだ。